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    NISAとつみたてNISAのどちらが適しているのか

     

    NISAの実施後、4年が経った2018年から新しい少額投資非課税制度の「つみたてNISA」が始まりました。どちらも投資商品の利益が非課税になりますが、ただ併用することができないため、どちらかを選択しなければなりません。

    ●NISAとつみたてNISAの違い NISAとつみたてNISAの違いには主に以下があります(左:NISA、右:つみたてNISA)。 ・年間非課税投資枠:120万円/40万円 ・非課税期間:5年間(最大10年間)/20年間 ・投資可能総額:600万円/800万円 ・実施期間:2023年まで(2024年から新NISAに移行)/2037年まで(延長あり)

    ●非課税投資枠 NISAとつみたてNISAはともに利益に対して非課税扱いになります。非課税となる年間投資枠はNISAが120万円で、つみたてNISAが40万円です。つみたてNISAは枠の小さいことが弱点と言えますが、ただ平均的な年収のサラリーマンにとって、年間120万円の投資というのは非現実的ではあります。 年間40万円を月単位に換算すると毎月3万円程度になり、生活費に負担を与えない点では、適切な投資金額と言えます。また、非課税が20年間続くため、総額では800万円の非課税枠になり、NISAの600万円よりお得です。

    ●非課税期間 NISAで購入した商品は5年後に処分することになります(ロールオーバーによって最大10年まで非課税が可)。一方、つみたてNISAは非課税期間が20年と長期間となっているため、長期的な観点で資産形成ができます。なお、つみたてNISAにはロールオーバーというシステムはありません。

    ●購入方法 NISAにおいて、商品の購入は任意の商品を任意のタイミング、任意の金額で行えるため、裁量の余地が広くなっています。一方、つみたてNISAは決められた範囲の商品を事前に決めた金額で、決めた期日に定期的に購入します。

    ●投資対象商品 NISAは一般的な上場株式や投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)に投資できます。つみたてNISAの場合は、定められた要件を備えた投資信託、ETFの中から投資商品を選択します。長期積立や分散投資を目的としているため、インデックス型を基本とし、アクティブ型の場合は信託設定以後5年以上経過しているものに限定されます。 また、販売手数料は無料で、信託報酬は決められた水準以下、信託契約期間は無期限または20年以上、分配金の付与は毎月ではない、などの条件が設けられています。 なお、NISA、つみたてNISAともに、商品を売却した時の損益は、他の投資商品の損益と損益通算することができません。

    ●利用に適した人 NISAは株式やREITなど、好みの商品に投資ができるため、投資資金に余裕があり、自分の投資意向に即した運用をしたい人に適しています。一方、つみたてNISAはそのスペックからいって、運用と言うよりも老後のための資産形成を目指したい人の制度と言えます。

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